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当メディアでは、虫嫌いの人のために極力シロアリの画像を使わずに解説していますが、この生態を解説するためのページだけ小さな画像を使用していますので、読み進める際にはご了承ください。
アメリカカンザイシロアリはその名の通りアメリカ出身のシロアリで、日本では外来種として知られており、その生息地域は主に港湾都市や大都市圏に限られています。
特に、輸入家具や建材を通じて侵入したと考えられており、日本国内での繁殖に成功しています。
具体的な生息地域としては、大阪、東京、名古屋、神奈川県、千葉県、静岡県などの都市部や港湾地域で確認されています。
これらの地域では、羽アリとして飛び立ち、生息場所を拡大しているため、新たな地域への拡散の可能性もあります。

アメリカカンザイシロアリは、日本のシロアリと異なり乾燥に強く、家中のすべての木材に住みつく恐れがあるため、特に注意が必要です。
乾燥した木材の中に生息し、巣の再生能力が高いと言われています。家屋の中に分散して巣を作るため、生息域の特定が困難です。
羽アリとして飛び立ち、生息場所を拡大します。乾燥に強く、家中の木材に住みつく可能性があります。
ただ、アメリカカンザイシロアリは小さく分散して生活し、イエシロアリやヤマトシロアリのような大きな被害にはなりにくいとも言われています。
アメリカでは燻蒸処理とホウ酸塩処理が一般的です。
燻蒸処理は家をシートで覆ってから、猛毒ガスをまく方法です。
駆除効果は強烈ですが、安全性の観点からこの方法を用いる日本の業者はいないでしょう。
ホウ酸塩処理は木材内にホウ酸塩を浸透させる方法で、人体への影響は心配ありませんが、即効性がありません。
そのため、アメリカカンザイシロアリに対しては予防が重要になります。
成虫は約6mmから7mmの大きさで、他のシロアリ種に比べてやや大きい傾向があります。
一般的には黒っぽい茶色または濃い茶色をしています。
羽アリは4枚の長い翅を持ち、翅は透明で飛行能力を持っています。翅の長さは体長とほぼ同じか、それよりも長いことが特徴です。
頭部は比較的小さく、大顎はよく発達しています。体型は細長く、触角は数節に分かれています。
「NoNoシロアリ」が調査したところ、シロアリの種類による費用の違いはなく、1㎡1,100円〜(税込)という金額になります。
しかし、アメリカカンザイシロアリはまだ日本でも一部地域にしか見られないことから、正しい駆除や対策のノウハウを知っている業者も少ないと考えられます。
シロアリに精通した大手業者や、しろあり対策協会に加盟している業者などを選ぶことが大事になってくるでしょう。
ご自宅近くのシロアリ駆除業者を、
以下のマップから検索できます。